減価償却による節税効果の高さから、現在、富裕層の投資先として注目が集まるアメリカ不動産。
先進国ならではの整った取引環境とインカムゲインに加え、長期で安定したキャピタルゲインの両方で収益が期待でき、さらにタックスメリットが見込める点が人気の秘密です。
今回は講師としてカリフォルニア・ロサンゼルスにてアドバイザーとして活躍するジャック才田氏をお迎えします。在米35年超の同氏に、アメリカ不動産のリアルな現状を踏まえつつ、魅力とリスクの両面から語っていただきます。物件は主にロサンゼルス(ニューポートビーチ)、ダラス、ラスベガスの物件をご紹介予定です。
※現地の物件状況によって変更になる場合があります。
日本に居住する投資家にとって、アメリカ不動産の最大の魅力はタックスメリット(節税効果)と値上がりです。アメリカの建物評価は一般的に物件価格の約60%から80%(木造建築の場合)と日本と比較して非常に高く、築22年を超える物件であれば、日本の税制ではそれを4年で償却が可能です。このふたつを組み合わせるメリットと値上がり期待が富裕層より注目されている要因のひとつです。
また、アメリカ不動産を語る上で欠かせないのが、人口の増加です。積極的な移民政策により、2100年まで人口が増加想定されおり、中でも今回物件をご紹介予定のカリフォルニア州(人口全米一位)とテキサス州(人口全米二位)は、アメリカの人口増加を象徴し、経済的にもアメリカを牽引する2州といえます。
今回のセミナーでは、実際にアメリカ不動産の取得に必要な現地の銀行口座開設や、融資の受け方など、購入手続きに加えて、購入後の申告手続きや、確定申告に備えるための納税者番号の取得方法などについても、具体的にご紹介します。また、海外の投資において考えるべきリスクについても、実際の事例を交えながらご説明します。
今回、2物件をご紹介予定のオレンジカウンティー(郡)は、カリフォルニアでも屈指の高級住宅街が連なる、アメリカ国内でも人気エリアです。温暖な過ごしやすい気候と、海岸へのアクセスが人気の秘密です。ディズニーランドがあることでも有名で、富裕層が多く居住しています。
トヨタの北米本社が2017年にかけて移転する、ダラス・プレーノの物件をご紹介します。カウボーイの街でも有名なテキサスはアラスカに次いで2番目の面積があり、人口もカリフォルニアに次いで第2位。石油・エネルギー産業、化学産業や通信、コンピューター関連のハイテク産業、大手航空会社の本社など産業が集積しています。
慶応大学経済学部卒業後、日立製作所を経て渡米。カリフォルニア不動産ブローカーライセンス取得以来、年間30件以上のプロジェクトを成功に導き、卓越した洞察力と米国不動産投資と不動産開発の経験を基に、日本の大手不動産会社や出版会社にて米国不動産に関するビジネススクールやセミナーを開催。現在は、Prime Associates社・オレンジ不動産のCEOとして不動産投資や開発を中心に仲介、不動産管理、コンサルティング、セミナーなど幅広く活躍中。慶應連合三田会ロサンジェルス会長、評議員を歴任。カリフォルニアとハワイの不動産ブローカーライセンスを保有。